現在、「耐震等級3」の建物が2件着工中です。

両方とも総二階建てのバランスの良い建物で外壁面に体力面材のダイライトを貼り、2F床下地は24ミリ合板N釘留めです。

上記プラス

45坪の家=筋交50か所、火打ち36か所、ホールダウン金物20か所です。

40坪の家=筋交41か所、火打ち28か所、ホールダウン金物18か所です。

「耐震等級3」を満たそうとすると最低限、この程度の仕様が必要です。

今後の事を考慮して「耐震等級3」いついて施工方法などネットで調査していたところ、ある会社のやり方があまりにも卑劣に感じたので紹介しておきます。

福井の会社で「全棟耐震等級3」を堂々と公表しています。

施工中の現場画像がブログに出ており何件か見ましたが

耐力面材=なし(石膏ボード)

筋交=30本前後

ホールダウン金物=10本以内

火打ちなどは分かりませんが、それでも当社の仕様と比べるとあまりにも差がありすぎます。

この仕様では耐震等級1程度しかないと思うのです。

ホームページを見ると、専用ソフトを使って構造計算されているようで嘘ではないようです。

疑問に思って、当社のソフトで試しているうちにある事実が分かりました。

耐震計算上の積雪荷重で仕様が天と地ほど変わります。

当社では垂直積雪荷重=2.0mになっており、耐震計算=1.3mで計算した仕様です。

仮に耐震計算積雪1.3mで耐震等級1の建物を積雪0mで再計算すると耐震等級3をクリアできました・・・。

しかも石膏ボードも耐力壁として計上されているようです。

石膏ボードは通常ガルバニューム合鋼の耐火下地に使われ、耐震の材料としては考慮しません。

「壁倍率0.9」あり計上しても良いのですが、衝撃にはものすごく弱いため普通は計上しません。

耐力壁にはダイライトや構造用合板などの耐力面材や筋交などしか計上しないのがプロの使命です。

積雪地福井で積雪を考慮しない耐震計算、そして石膏ボードの耐力壁計上などありえない!

あくまで推測で事実確認をしたわけではありませんが、ほぼ間違いないと思います。

一般の方は「全棟構造計算で耐震等級3」と聞けば疑う人はいないでしょう。

法律上、許されても倫理上は許されないやり方で、見る人が見ればすぐ分かります。

巧妙に法の抜け道を通って売るためのパフォーマンス・・・。

耐震性能は大地震が起きて初めて分かります。

同じ建築会社として悲しく、歯がゆくもどかしいです・・・。

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