ナチュレホーム 福井の自然素材個性派デザイン住宅「ナチュレスタイル」
社長ブログ

2021年3月

壁と床の気密施工

壁の気密処理ですが方法は色々あります。

坂井市の現場では付加断熱仕様もあって壁(柱)の室内側で気密シート+気密テープ。

越前市の現場では耐震パネルの内側(柱外側)でパネルと柱間をコーキング施工。

今回は耐震パネルの外側で気密防水テープによる施工。

それぞれにメリット・デメリットがあり、季節(施工時期)や現場進捗具合などによって施工方法をチョイスしました。

画一的な施工ではなく臨機応変に対応できるのも当社の強みだと思います。

外部による気密施工なので通常の気密テープよりも高性能なものをセレクトしました。

工事中は防水紙を施工するまでに雨に濡れることもあり、粘着性・防水性・耐久性を考慮し「ユラソール」という防水気密テープを使用。

このユラソールという製品はドイツ生まれで、施工後6時間かけて粘着部が硬化し、超強力なテープに変化します。

完全硬化後に捲ろうとすると貼った材木の表面が一緒に起きてきてしまうくらい強力です。

測定現場とは違いますが同じ鯖江の現場です。

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耐震パネルのジョイントや構造部との取り合いにテープを貼っていきます。

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画像ではまだですが、サッシ廻りもしっかり貼っていきます。

床の気密施工です。

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合板のジョイントに気密テープ貼り。

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天井同様、柱廻りなどはコーキング処理、配線も一本ずつ通してからコーキングにて気密処理を行います。

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お問い合わせはこちらです。
Tel : 0778-52-5507
Email : info@nature-ie.com

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鯖江で気密測定

鯖江で気密測定を行いました。

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通常の気密測定器ではC値0.3までしか正確に測れません。

当社レベルになると超高気密測定器が必要になり、その測定器を持っている業者が近場ではいないため石川県の業者に依頼しています。

結果は一回目の測定でC値0.19、改善作業後の二回目の測定でC値0.17でした。

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現場発泡ウレタンを施工すれば気密施工はほとんど必要ありませんが、現場発泡ウレタンは当社では使用しません。

使用しない理由は→「断熱材こそ後世を考える」

当社の気密施工を紹介しておきます。

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天井部は気密シートと気密テープで施工。

シートを留めるタッカーの針(ホッチキスのようなもの)にもテープを張ります。

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天井と壁の取り合いは柱間を木材で埋めテープとコーキングで処理します。

配線はまとめると隙間が生じるため一本一本分けて通しコーキングします。

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お風呂の土間断熱は水に強く、熱伝導率0.022という高性能なミラフォームラムダの50ミリを使用しています。

一般的によく使われている商品が熱伝導率0.04の30ミリなので性能の違いが分かりやすいです。

土間断熱は施工していない業者もたくさんいるので低性能でも施工してあるだけ良いかもしれませんが・・・。

土間断熱もテープとコーキングにより施工しています。

配管は隙間防止に配管同士の間にコーキングを充填してからまとめてあります。

ビス止めしたところもテープを張ります。

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玄関土間断熱も同様です。

テープで隠れていますが木材の下にミラフォームラムダ50ミリが施工してあります。

熱橋が起きないよう土台の半分まで立ち上がっています。

壁と床の施工は改めてUPします。

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家づくり教本 発刊!

坂井三冊目の著書「福井で建てる後悔しない家づくり」の販売が開始されました。

アマゾン→「福井で建てる後悔しない家づくり」 

書店は勝木書店、SuperKaBoS、アル・プラザ(平和書店)などで販売されております。


この本はこれから福井で家を建てようとお考えの方々に、少しでもお役立ちできるよう書いたものです。

特に若い世代の「初めての家づくり」の方に読んでほしい内容となっております。

 

私が建築業界に足を踏み入れたのが1994年です。時代も令和になり様々なことが進化しています。

例えば車業界、万が一の事故で人の命を守る「エアバッグ」は当時高級車にしか付いていませんでした。

しかし今ではどうでしょう?軽自動車にも標準で付いています。

私が仕事で使用する軽トラックにも標準装備です。

他にも自動ブレーキシステムや誤発進抑制機能、車のボディも乗員と歩行者共に衝撃が最小限になるよう設計されています。

30年前と比較すると格段に安全性能が向上されています。

ハイブリッドカーをはじめ、燃費も向上され省エネ化が進み、軽自動車でも車の中は広く設計されており快適なドライブライフが送れます。

車は各メーカーが工場で生産しているため、すべての新車の性能が格段に向上されています。


それに比べて住宅業界はどうでしょうか?

在来工法の耐震等級1、断熱材はグラスウール、安価な合板フローリング、これらはすべて30年前と何ら変わっていませんが、未だにこういう仕様の新築住宅をたくさん見ます。

建売やローコスト住宅はもちろんのこと、見た目だけに特化したデザイン住宅、昔ながらの個人工務店など。

他にも低性能にも関わらず表現の仕方や営業トークでごまかしている会社も多々あります。


ほとんどの方が「家づくり」は人生の一大イベントになると思います。

見た目や目先のことだけにとらわれず、「これからの時代に本当に必要な家づくり」を知ることが、ご家族が安心して快適な生活を送れる第一歩だと感じております。

抜粋した内容です。

・長期優良住宅では不十分!今やるべき耐震

・業者任せでは不安な工事

・福井に必要な断熱レベルは?令和の省エネ住宅

・「高気密高断熱」「断熱最高等級」という言葉に騙されないで!

・樹脂サッシが福井の気候に合わない理由

・福井には当てはまらない「パッシブデザイン」

・間違いだらけの断熱施工

・福井に適した仕様、断熱材

・無垢床のメリット、デメリット

・ナチュレホームの人気プラン紹介


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