ナチュレホーム 福井の自然素材個性派デザイン住宅「ナチュレスタイル」

社長ブログ

耐震等級3の基礎

福井市にて基礎工事着工中。

基礎は当社オリジナル工法もあって半自社施工を開始したのが3年前、完全自社施工になって1年弱です。

現在では構造計算による耐震等級3×外周部一体打ち(横応力1.5倍)×呼び強度27という最高性能な基礎が標準になっています。

「呼び強度」というのは簡単に言うとセメント配合量で数字が大きいほど強度が強くなります。

一般的には「呼び強度21」=設計基準強度65年ですが、「呼び強度27」=設計基準強度100年となります。

構造計算に基づき、各々鉄筋の本数なども変わってきます。

ベースは主に鉄筋13ミリ150ピッチ、コンクリ厚150ミリ。
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人通口には地中梁(補強)が施工されます。

画像では分かりにくいですが補強鉄筋+コンクリ厚350ミリです。
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この現場ではお施主様のご希望により給排水管を建物内埋設しない方法を取っています。*標準仕様ではありません。

メリットは配管メンテナンス性が高い、デメリットは配管が露出してくるため外観的なことでしょうか。

基礎を貫通させるため鉄筋にて補強します。
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ちょっと一息

坂井家に子猫がやってきました。

ラグドールという猫種で生後2.5か月の雄です。

目が若干青く、アクアマリンのようだったため「アクア」と名付けられました。

犬派だったのですが、1日で猫派に笑。

元祖昭和の親父だったはずが、柄にもなく溺愛しています。

春から次男は県外の大学進学予定で子供に費やす時間もなくなる分、たっぷり可愛がって行こうと思います。

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福井市で気密測定 C値0.07

福井市にて気密測定を実施しました。

測定者は気密測定のスペシャリストで全国各地飛び回っている福田温熱空調さん

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気密シート貼りによる施工。

気密施工は様々な方法がありますが、内部結露計算をすると気密シート施工が一番良いです。

セルロースファイバー頼りにするのではなく、計算と現実と両方で検討します。
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気密ラインからの電線は全て一本ずつ分け、コーキングします。

束のままだと電線と電線の間に隙間が出来ます。
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サッシの取り合いもすべてコーキング施工。

細部の気密処理では発泡ウレタンは粘着性が弱く経年劣化も早いため原則コーキング施工です。

手間がかかっても永年快適に過ごせる施工法を優先します。
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コンセントやスイッチ部は専用の気密ボックスでの施工。

電線が通ってる部位はもちろんコーキング処理。
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木割れや節などもすべて塞いでいきます。
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C値=0.076です。

今後もC値0.1以下がスタンダードになるよう励んでいきたいと思います。
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福井市の完成物件 2021年12月

福井市にて完成物件のご紹介です。

【スペック】
・延べ床面積46.3坪(施工面積50.0坪)
・耐震等級3(在来工法×耐震パネル)
・制振装置「V-RECS」
・UA値0.26(2021年1月仕様)
・C値0.09
・基礎=構造計算×外周部一体打ち
・アルミ樹脂トリプルガラス(Loweガラス・クリプトンガス)
・セルロースファイバー断熱:天井400ミリ、壁105ミリ
・XPS断熱:壁40ミリ(付加断熱)、床90ミリ
・全熱式熱交換換気システム(第一種換気)
・無垢床国産自然塗料仕上げ
・セレクト木製ドア国産自然塗料仕上げ
・太陽光発電5.68kw(ZEH採用・補助金相殺サービス)
・屋根外壁:SGL

【リビングダイニング】

大きな吹抜けと梁見せ天井。

ナチュラルオークが基調で明るい感じです。

キッチン横の扉が洗面室兼サンルーム、扉横にあるスペースがファミリー収納と家事楽動線となっています。
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【猫2匹用ハウス付きキャットタワー兼75インチTVボード】

75インチのTVボード造作を依頼され、猫2匹も同居だったこともあり、遊び心を持ってご提案したところ採用頂けました。

画像右の板が交互になっており、そこから上がれ、2Fまで到達します。

丸くくり抜いてある箱がハウスで真ん中が仕切ってあり、出入り口と顔出し窓付です。
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階段横には猫のトイレスペース。

床は防水のクッションフロア仕様で下部に換気扇付きです。
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【キッチン】

システムキッチン、カップボード共にLIXIL製。

クッションフロアとの色彩がきれいです。

パントリーを併設しています。
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【サニタリー】

奥からお風呂・脱衣場・洗面室兼サンルームとなっています。

画像手前の片引き戸→ファミリー収納の動線です。

冬季は乾いた空気をF収納(リビング)から取り入れ、洗濯物が乾きやすいようパイプファンを設置。

湿った空気をリビングへ返し乾燥を防ぎます。

パイプファン同士の配置が近いためショートサーキット(取り入れた空気が、すぐ排気されてしまう)が起きやすく、サーキュレーターなどの活用で効率アップです。
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【多目的スペース】

かなり広い2Fホール。

画像には映っておりませんが手前にもL形にスペースがあり、17畳+吹き抜けの大空間です。

自宅トレーニングスペースと聞いております。
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【空調】

吹抜けがある場合、暖気は上昇するため冬季はリビングのエアコン1台でOKです。

冷気は下降するため、全体を空調する場合、通常は2Fのエアコンを利用します。

この間取りですと多目的スペースにエアコン取付しますが「もったいない気がする」とのことでリビングエアコンの取付位置を検討し、一台のみとしました。

エアコンの風向上昇は最大で平行までなので2F床より50センチ高い場所にエアコンを設置し年中活用できるようにしました。

デメリットとしては1F床より3m50センチあるのでフィルター掃除に高さのある脚立が必要です。

慣れていない方は向いていないと思います。
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UA値0.26 C値0.1の暖房効果

12月18日に福井市にて引き渡しがありました。

ありがとうございます。

暴風雨と共に寒波が来て積雪した日です。

冬の引き渡しは事前に暖房をつけ、家が暖かい状態でお施主様をお迎えしています。

せっかくなので参考値として測定しました。

主な条件

UA値:0.26 C値0.09
暖房面積:40.4坪(約81畳)
暖房機器:10畳用エアコン(25度設定・自動運転)
設置場所:リビング(吹抜けあり)
換気方式:ダクトレス熱交換換気システム

リビングと玄関ホール間の建具は通常閉めると思うので、閉めた状態での測定です。(熱が伝達するため、ホール側もそれなりに暖かいです。)

家全体の大きさは50坪(1F25坪、2F25坪、総二階建て)ですが、玄関ホール側にトイレと洋室×1があるため、その分の面積を差し引いています。

2Fには吹抜けを通して対流を利用し、各部屋の建具はすべて開けています。

サニタリーなどの建具もすべて開けています。

この日は現場近くの外気温計はマイナス1度。

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1Fリビング、24.3度。PC180008.JPG

2Fホールの床付近で24.5度でした。
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外気温が氷点下でも40坪分の面積を10畳用エアコン1台でまかなえます。

24時間運転ですが、太陽光発電(5.68kw)があるため、年間通して電気代は0円+おつりが来ます。

その太陽光発電もZEH補助金を併用しているため0円です。

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福井市の完成物件 2021年11月

福井市にて完成物件のご紹介です。

【スペック】
・延べ床面積42.2坪(施工面積45.5坪)
・耐震等級3(在来工法×耐震パネル)
・制振装置「V-RECS」
・UA値0.32(2021年1月仕様)
*外壁塗り壁のため付加断熱材を標準のXPS(熱伝導率0.022)→EPS(熱伝導率0.038)に変更しています。
・C値0.17
・基礎=構造計算×外周部一体打ち
・アルミ樹脂トリプルガラス(Loweガラス・アルゴンガス)
・セルロースファイバー断熱:天井400ミリ、壁105ミリ
・XPS断熱:壁40ミリ(付加断熱・EPS)、床90ミリ
・全熱式熱交換換気システム(第一種換気)
・無垢床国産自然塗料仕上げ
・セレクト木製ドア国産自然塗料仕上げ
・太陽光発電5.04kw(ZEH採用・補助金あり)
・屋根=S型瓦 外壁東南面=塗り壁(フォルテSC工法) 外壁西北面=ガルバニューム鋼板

【外観】

S型瓦に白の塗り壁。

付加断熱のためフォルテSCという工法を採用しています。
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ラフ仕上げの塗り壁、きれいです。
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【玄関】

星形照明に家族用シューズクローク。
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濡れたものを干すハンガーパイプも設置。
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【リビング】

大きな吹抜けのあるリビング。

瓦屋根(重い屋根)の耐震等級3のため筋交いが非常に多くなりました。
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リビングに隣接して和室があります。3枚引き込みとにて間仕切り。
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小上がりになっており畳下収納も、高さを床より400ミリとすることで腰掛ベンチにも最適です。
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【キッチン】

LIXIL製のキッチン、大理石天板とシンクの色が可愛いです。
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オーダーメイドのカップボード、奥にはパントリー。
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オーダー洗面化粧台、海外製の三面鏡。
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お風呂→脱衣場→通路兼トイレ→洗面室→サンルームという家事楽動線。

トイレはパステルグリーンの片引き戸。
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ファミリー収納も完備しています。
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【2Fホール】

2階のホールは9畳あり、セカンドリビングとして活用。

壁にはプロジェクター用壁紙が貼ってありシアタースペースにもなります。
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越前市の完成物件 2021年9月

越前市にて完成物件のご紹介です。

【スペック】
・延べ床面積36.0坪(施工面積39.0坪)
・耐震等級3(在来工法×耐震パネル)
・制振装置「V-RECS」
・UA値0.4(2020年8月仕様)
・C値0.17相当
・基礎=構造計算×外周部一体打ち
・アルミ樹脂トリプルガラス(Loweガラス・アルゴンガス)
・セルロースファイバー断熱(天井250ミリ・壁105ミリ・床90ミリ)
・全熱式熱交換換気システム(第一種換気)
・無垢床国産自然塗料仕上げ
・セレクト木製ドア国産自然塗料仕上げ
・太陽光発電5.04kw(ZEH採用・補助金あり)
・屋根=ガルバニューム鋼板 外壁=ガルバニューム鋼板+サイディング(変色・褪色メーカー30年保証対応品)

この物件はお施主様の親御さんが越前市にて工務店を経営されていた方です。

数年前に体調を悪くしてご勇退されたとか。

親御さんが色々な会社を比較して当社を選んでくださいました。

同業者の大先輩に選んでもらえて嬉しい限りです。

【外観】

ガルバニューム鋼板を基調にアクセントで木調のサイディング。


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【玄関】

星形照明にウッド調の壁紙。

柄が斜になっているので奥行を感じます。
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玄関横には土間収納、耐力壁にて採光がふさがれないよう木を露出させています。
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【リビング】

吹抜けがあり解放感抜群です。
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シャビーブルーのドア、階段を挟んで和室、収納となっています。
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TV側の壁はウォールナットのヘリンボーン張りになっています。
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【キッチン】

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ナチュレスタイルオリジナルオーダーキッチンです。

天板はステンレスのヘアライン仕上げ、オープン収納にIH・食洗器・レンジフード、標準仕様の内容です。
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カップボードもオーダーメイド。

オープン収納に手前の引き出し式は電子ジャー用。
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ニューヨークスタイルのタイルを張っています。
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パントリーを隣接させてます。
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【洗面室】

洗面化粧台もオーダーメイド。

壁面ニッチに木枠付きオーダー鏡。

TOTOの病院流しに天板は着色+クリアウレタン仕上げ。
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奥がサンルームでトイレを挟んで洗面脱衣所の家事楽動線となっています。
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トイレに猫用トイレを設置するとのことで、猫が出入りできるペットドアを採用。
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【2F】

2階ホールの吹抜け窓から、きれいな田園風景と日野山が眺めれます。
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子供部屋はお子さんが必要な時期になるまで間仕切らず、広い遊び場です。
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鯖江市の完成物件 2021年8月

鯖江市にて完成物件のご紹介です。

【スペック】
・延べ床面積38.6坪(施工面積41.0坪)
・耐震等級3(在来工法×耐震パネル)
・制振装置「V-RECS」
・UA値0.39(2020年8月仕様)
・C値0.15
・基礎=構造計算×外周部一体打ち
・アルミ樹脂トリプルガラス(Loweガラス・アルゴンガス)
・セルロースファイバー断熱(天井250ミリ・壁105ミリ・床90ミリ)
・全熱式熱交換換気システム(第一種換気)
・無垢床国産自然塗料仕上げ
・セレクト木製ドア国産自然塗料仕上げ
・太陽光発電5.64kw(ZEH採用・補助金あり)
・独自の空調方式採用
・屋根=SGL 外壁=ガルバニューム鋼板+杉板(テラス内のみ)

【リビング】

ナチュラルオーク色を主とした明るい雰囲気です。

標準の梁見せ天井、無垢床材、木製セレクトドア。
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大きな掃き出し窓から樹脂製ウッドデッキ。

庭は山砂仕上げとし、お施主様自ら芝を植え、目隠しフェンスをするそうです。

リビングとモダン和室が隣接しています。
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【和室】

1Fに畳のスペースがあると、お子様が小さな時→寝室、ある程度大きくなるとリビング代わりの多目的スペース、ご自身の老後→寝室になり重宝します。
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【ファミリー収納】

1F和室と共に、あると便利なファミリー収納。

サンルーム近く、リビングに隣接させることで家事の負担も減り、家族の着替えも楽になります。
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【キッチン】

システムキッチンとカップボードはリクシル製。
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カウンター天板はカップボードに合わせた特注品。
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スパイスニッチを設け、パントリーが隣接させてています。
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【空調】

この家の最大の特徴は独自の空調方式です。

お施主様が松尾さん(温熱環境が得意な設計士)などのユーチューブなどで勉強され、実現しました。

家づくりの参考になるので紹介しておきます。
松尾設計室ユーチューブ→https://www.youtube.com/channel/UCMzddq7FBK8DiP9-KPzhj9Q

市販されている全館空調ではコストが200~300万円ほどかかり、30年後には負の遺産になる可能性も高く却下。

自然の摂理に従い、コストを抑え、建築の力でシンプルにかつ、理にかなった空調方式です。

暖気の上昇、冷気の下降を利用するために1F天井~2F床間に通気口を4か所設置。
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2Fの床側、シーズン以外は床材で蓋が出来ます。
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2Fのエアコンは廊下に設置し、空気を循環させるため間仕切り壁にパイプファンを設置。
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トイレなどの生活換気以外のパイプファンが間仕切り壁に6か所設置され家中の空気を循環させます。

1Fにはリビング→物干し場→リビングという循環ルートを作り、冬には洗濯物が乾きやすく、リビングも乾燥しにくくなっています。

パイプファンはダクトを使用せず、全て間仕切り壁に取付することでメンテナンスや経年劣化対応も容易にしてあります。

通気口の造作×4か所、パイプファン+電源工事×6か所でコストは約16万円。

全館空調の1/10以下で仕上がっています。

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代表坂井3冊目の著書・最新刊→「福井で建てる後悔しない家づくり」

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説明義務

2021年4月より建物の省エネ性能について建築士から建築主(お施主様)への説明が義務化されました。

当社では上記以前より計算による省エネの根拠を説明しております。

「良い家づくり」には必ず「根拠」が必要で、それらをお施主様に示すのは建築士として、また家づくりを携わる者として当然の義務だと感じています。

しかし、よく聞くのが

「うちは太い柱を使っているから丈夫な家だ」
「耐震パネルを使っているから地震に強い」
「性能の良い断熱材を使っているから暖かい」
「樹脂サッシだから暖かい」

それっぽく聞こえるかもしれませんが、現代の家づくりを携わる者として三流です。

冒頭の義務化は建物の省エネ化推進が最大の目的ですが、上記のように「抽象的で最もらしい」言葉に騙されない役割もあるでしょう。

当社の家づくりでは設計段階に「根拠」を計算で数値化して示しています。

【耐震】
建物・基礎共に構造計算による耐震等級3
(積雪考慮、耐火ボードは耐力壁に含めず計算)

【断熱(省エネ)】
断熱等性能等級計算によるUA値の算出(UA値平均0.26)

【気密】
実際のお施主様の家を気密測定したC値を公表=実測平均値C値0.16
モデルハウスで測定し、そのC値を公表している会社もあるようですが、そんなの良くて当たり前です。

他にも内部結露計算やエアコン選定計算も行っています。

計算による数値化というのは家づくりの設計段階で重要ですが、家づくりは机上で出来るものではなく現場で人の手によって作られます。

いくら性能が良くても現場品質が低ければ性能100の物が80にも60にもなってしまいます。

当社の現場品質は同業他社が見学に来るほど高いですが、現場品質については、また機会を見て書いていこうと思います。

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基礎一体打ちのススメ

間取りやデザインは家づくりを考えている方であれば、ほぼご希望があります。

ご自身ですごく勉強されている方は、さらに耐震・断熱・気密などのご希望もあります。

しかし基礎まで希望がある方はほとんどいません。

今回はモデルハウスの事例をもとに基礎一体打ちの重要性を説明していきます。

当社の基礎は現在「構造計算」+「外周基礎一体打ち工法」です。

構造計算には「一体打ちの横応力1.5倍」を含めず計算しているので実際は計算以上の強固な基礎になります。

一般的な基礎はベースと立上りを二回に分けて打設する「二度打ち工法」が採用されます。

二度打ち工法は施工性が良いため工事費が安く済み、ほとんどの会社が採用しています=全国で95%の採用率。

ベースと立上りを同時に打設=技術のいる一体打ちは、たった5%とのこと。

二度打ち工法と一体打ちの画像です。

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二度打ち工法は完成時は打ち継ぎ部がモルタルできれいに仕上げてあります。

しかし安価な施工のため将来的に打ち継ぎ部から様々なリスクが生じます。

先日、当社のモデルハウスを何気なく見ていたら打ち継ぎ部にヒビが・・・。

モデルハウスは平成26年8月完成なので現時点で築7年2か月です。

当時の基礎は二度打ち工法でした。

現在の画像、モデルハウスなのに悪い事例です(泣)

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違う場所も。
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基礎外周の60%~70%にヒビが発生していました。

ヘアークラック(髪の毛程度)なので構造的に問題はありませんが、何十年スパンで考えると不安要素が残ります。

雨水やシロアリの侵入経路、水が入れば鉄筋が腐食して基礎強度低下など。

雨・雪など湿気の多い福井では基礎もこだわることをお勧めします。

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