断熱を検討するうえで最重要項目になってくるのが「窓」です。

ざっくり言うと家全体の約半分が窓から熱が逃げていきます。

一般の方はご存じないでしょうが、現在「窓」は多種多様にあります。

アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシ、木製サッシ。

ガラスも単板ガラス(一枚)、ペアガラス(2枚)、トリプルガラス(3枚)、さらに普通のガラスから金属膜をコーティングしたLow-Eガラスというものまで。

空気層も普通の空気、アルゴンガス、クリプトンガス、さらに層の厚さも違います。

これらを組み合わせ、ひとつの窓が出来ます。

熱貫流率という窓の断熱性を測る数値がありますが、窓全体での数値しかメーカーは好評していないので、それぞれの部分的な性能が分からない・・・。

ということで当社の事務所で実験してみました!

もともとついている窓をはずし、そこに3種類のサッシを取付ました。
FLIR0016.jpg

最近購入したサーモグラフィーカメラにて撮影するとこんな感じ。
FLIR0015.jpg

左から

A 樹脂サッシ+トリプルガラス(Low-Eガラス)+クリプトンガス。

B アルミ樹脂複合サッシ+トリプルガラス(普通のガラス)+アルゴンガス。

C アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラス(普通のガラス)+普通の空気。

違いが出てますね!

計測時の外気温1.7度、室内気温24度です。

枠部分の平均表面温度はAが20度、Bが17度、Cが15度でした。

次回にガラス部も含めて総評をします。


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