セルロースファイバー施工がありました。

当社は私が資格を取り、私と大工さんがコンビになっての自社施工です。

断熱・調湿・防火・防音・防虫効果のある断熱材の中で最も優れた材料ですが、ゆういつのデメリットはコストが高い・・・。

そのデメリットを自社施工することでコストダウンしています。

いつものように私が工場まで材料を取りに行き、現場まで運ぶこと2往復。

材料を納入し、施工の準備で1日が終わります。

床下はすでに終了しており、壁と天井の施工です。

施工1日目が終了して2日目の昼前に材料が少し足らないことが発覚。

通常は天井→2F壁→1F壁と施工するのですが、この暑さです・・・、天気予報を見ながら1F壁→2F壁→天井と順番を変えて施工しました。

当社標準の天井断熱は施工時の厚みで300ミリです。

足らずが少しなので、300ミリを250ミリにすれば足りますが、そういうことは絶対にしません。

むしろそういうことする人間が大嫌いです!

大工さんとの相棒仕事(待たせられない)ということもあって昼休みを削って工場まで往復2時間かけ取りに行ってきました。

規定の厚みにすることは当たり前ですが、業者都合で知らずのうちにマイナス側にされてしまうことは建築業界だけでなくいろいろな業界であると思うのです。

300ミリを250ミリにしたところで一般のお客様は分からないと思うし、そもそも天井断熱厚100ミリというのが数年前まで当たり前だったことを考慮すると「250ミリでも充分では?」と、甘えが入ってしまうのも理解はできますが絶対しません。

「こだわり」というよりは性格的に、ずるいこと卑怯なことは心に残ってしまい憂鬱になってしまうのです。

お客様のためでもあり自分自身のためです。

「当たり前のことを当たり前に」そこに自己都合もなにもありませんね。

しかし、涼しい時間帯を狙って屋根裏に上りましたが、それでも汗だくでした・・・。

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